懐石

懐石道具

茶の湯では懐石は茶事の流れの一部、お客様にお茶を美味しく味わっていただく為に用意する軽い食事のことです。
そもそも、懐石は禅僧が空腹を紛らわすために、焼いた石を布でくるみ懐に入れたことから、腹中を温める程度の軽い食事を「懐石」と呼んだのが始まりといわれております。客がお腹をあたためられるように料理を出し、心の準備をしてもらう。一服のお茶を美味しく味わってもらうための、おもてなしのひとつといえます。
当店では懐石用のお箸やお盆・お椀をはじめ、夜咄に用いられる膳蝋等も取り扱っております。

懐石

和食と聞いてイメージするものに懐石があります。茶事の際に亭主が客をもてなす料理に懐石料理があり、器や作法にもおもてなしが込められています。